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フィギュアスケーターズの華麗ないちにち 5日目

1 :スポーツ好きさん:2010/05/31(月) 23:52:00 ID:+3/7zryo
今日も今日とて繰り広げられるドタバタ劇。
今日は一体どうなることやら?

前スレ
フィギュアスケーターズの華麗ないちにち 4日目
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/sposaloon/1272445178/

過去ログ
ジョニ子の乙女ないちにち その1
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/skate/1267015878/
フィギュアスケーターズの華麗ないちにち
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/skate/1269584472/
フィギュアスケーターズの華麗ないちにち 3日目
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/skate/1271067332/

569 :スポーツ好きさん:2010/07/26(月) 00:19:18 ID:GKzUqAt4
数カ所巡ってミニチャッキーを回収しているうちに、レーダーの特性が明らかになってくる。
活発なチャッキーがいる地点ほど激しく光る。おとなしいと逆。
(デニス・テンくん宅で回収したねぼすけチャッキーの場合、ごくかすかな光だった)

未回収のところで、特に強く輝いているのは、ニュージャージー州某所である。
「ねえジョニー、ここきっと複数のケヴィンがいるわ。それもとびっきりヤンチャなのが」
レイチェルの分析を聞き、ジョニ子は眉間の皺をぐりぐりと揉んだ。
そして美容と精神安定に効くハーブティーをたっぷり飲み干した。

570 :スポーツ好きさん:2010/07/26(月) 10:53:12 ID:M9UP3qTz
「こんな小さい体で迷子になったら大変だからね。私のそばを絶対離れちゃだめよ?」
美姫の腕に抱かれこくこくと頷くミニチャッキー。
「ていうか、これケヴィン・レイノルズですよね?何で小さくなってるんだろう」
順番待ち中のガっちゃんが問う。
「はっ!呼び捨てっ!」
このチャッキーは気が強いチャッキーらしい。しかし、かん高い声で凄まれてもちっとも怖くない。
ガっちゃんはミニチャッキーの両頬をむにっとつかむ。
「心配してるんですよ。ジョニーさんは?パトリックは一緒じゃないんですか?」
「いひゃひゃ、ひゃめろ。ひゃなせ」
「こら、アーチャ君、可哀そうでしょ。こんなに小さいのに」
ミニチャッキーはここぞとばかり美姫にはっしとしがみついた。

571 :スポーツ好きさん:2010/07/26(月) 12:20:02 ID:4bHq0hKY
エマ&ミニチャッキーは北極のジョニ子ハウスへ(J・テンは家の修繕中)。
しかし中には白クマしかいない。どうやら行き違いになってしまったようだ。
「ま、しょうがないわ。少し待たせてもらうわよ」
テディくん(仮名)がふるまう生肉をむさぼりつつ、エマは悠々とソファに寝そべる。

ジョニ子チームはすでに40人のミニチャッキーを捕獲。
10人ずつ、ジュベ・ランビ・Pチャン・リッポンの腰にくくりつけてある。
なりふり構わずチャッキーを狩りまくったジョニ子は疲れ切ってぼやいた。
「あと何匹いるのかしら・・・」
「少なくても5匹前後、ニュージャージーにいるわ。早く行きましょうよ」
「待って・・・心の準備をさせてちょうだい」
さすがのジョニ子も『大事なアタシのお城』で暴れる小鬼たちと対決するために、
特別な勇気が必要らしい。

572 :スポーツ好きさん:2010/07/26(月) 12:42:33 ID:qWga3NAP
一方スイスでは3人のミニチャッキーがとある家の棚にあるDVDをせっせと50音順に並べ替えていた

573 :スポーツ好きさん:2010/07/26(月) 14:47:41 ID:5858StY1
心の準備と言いながらネイルも塗り直して、衣装も着替えエステに行きお肌はツヤツヤ。
「えーっとあのメイクはどうしたのかしら…?」
「ちょっとピエロっていうか」
「大道芸人風味だなママン」
「日本のテレビで見たタケちゃんマンって言うヒーローに似てるねアハン」
やはり動揺していたのかメイクはやや不評であった。

そんな声に背を向けiPadのようなレーダーを見ながら
光輝く1点を見てため息をつくジョニ子だった。
「あら?ここ見て」
画面内の世界地図をよく見ると回収が終わったと思ったヨーロッパ方面が
イタリア半島辺りで見切れていた。
イヤな予感がする。
タッチパネル式なので世界地図をゆっくり右へズラしてみる。
そこに映ったのはニュージャージーの輝きに負けず劣らず輝いている2つの場所。
「スイスと…」
「フランスだね」
アハンママンコンビに視線が集中した。

574 :スポーツ好きさん:2010/07/26(月) 16:11:06 ID:K3PO5vwC
現在肝だめし中の真央組。しかし先日見た夢に怯える黒い人のせいで、
プルバトは中々女の子のキャーキャーはしゃぐ姿を拝めない。
「ライサさん、どうしたんですか?」「そんなに夢のこと気にしちゃだめだよ。」
二人に慰めながら進むライサ。実は真央と未来が両隣で歩いているのだが、
そんなシチュを楽しめる余裕はもちろんない。
そんな3人の様子を後ろの二人は半ば恨め・・・いや羨ましい思いで眺めていたのだった。

575 :スポーツ好きさん:2010/07/26(月) 17:42:46 ID:Xbi8+X4t
「あら〜綺麗にたたんでくれたわね。ハイ、ご褒美のアイスよ」
今朝枕元にいきなり現れた4人の小さな男の子達。突然のことに驚いたが
それもほんの一瞬のこと。あっという間に互いにうち解けた。
これくらいで驚いてたらスケーターのママンなんてやってられないのである。
「ゆっくり食べなさいね。疲れたでしょ」
ママンの労いを受けながらにこにこしてアイスを食べるチャッキー達。
ここのチャッキー達はみんなお利口さんで家事や掃除を率先して手伝い
ママンの受けが大変よかった。
「食べ終わったらゆっくり休んでいいわよ。今日は朝から頑張ったもんね」
ママンの言葉に首を横に振りブレードの元に駆け寄る4人。
「じゃあ一緒にお庭で遊んでいらっしゃい」
ハーイ、とハモった返事をしてブレードと共に庭に飛び出していった。
チャッキー達を見てるのが楽しくてジュベからのメールの返事も
うっかり忘れてしまっているママンだった。

576 :スポーツ好きさん:2010/07/26(月) 17:51:42 ID:s1zqR9+M
前を行く黒い人のgkbrぶりを見ているうちにちょっとした悪戯心が沸いたプル。
足音を忍ばせてその背後に近づくと、襟元に向かって息を吹きかけてみた。
「・・・・っ?!」
急に首筋に生暖かい風が来て竦みあがる黒い人は、そっちに意識が集中して前をよく見ていなかった。
「うわぁぁぁぁっ?!」
仕掛けその1の「地面にカモフラされたスポンジ」を踏んづけてしまい、バランスを崩して見事にすっ転んだ。
「あれぇ?ライサチェックさんどうしたんですかぁ?」
「ダメじゃない、ちゃんと足元見とかなきゃ」
真央と未来に注意されるも、すでに顔面蒼白なライサ(だが黒くてry)

その一部始終を見ていたプルとバトルが笑いを必死でかみ殺していたのは言うまでもない。

577 :スポーツ好きさん:2010/07/26(月) 23:11:13 ID:1bwL1zKm
誰の家に最初に行くか、で揉めるDIVA一行。
『ここでちんたらしてる間にも、刻一刻とあなた達のお城は荒らされていってるのよ』
とレイチェルが一喝してようやく我に返った。
「そ・・そうね。早くしなきゃ、ね。じゃんけんで決めるわよ。
最初はグー。じゃんけん・・・」
実際荒らされているのはジョニ子の家だけなのだが
このじゃんけんどうなるのか。

578 :スポーツ好きさん:2010/07/27(火) 07:51:50 ID:3IgfIbwH
じゃんけんポーン!!!
「ぎゃーーーーーーー!!!!」
じゃんけんに参加していないPチャンが絶叫する。何が起きたのか。
腰にぶらさげているミニチャッキーが、ジョニ子たちの真似をしてじゃんけんに参加、
チョキを勢いよく繰り出し、その指先がPチャンの尻に刺さっていた。
「し、七年殺し・・・」
バッタリ倒れるPチャンを、リッポンが慌てて介抱する。
レイチェルはレーダーでこまめに自宅チェック。大丈夫。ミニチャッキーの気配なし。
「ケヴィン出没率はおもしろさに比例するようね。ああ、私はおもしろくなくてよかった。」

ジュベママはご近所さんと朝っぱらから井戸端会議。
「あら〜ジュベールさんとこの奥さん。四つ子産んじゃったの?まさかお孫さん?」
「やあね違うわよ。朝起きたらいきなりいたのよ」
「まあ、いきなり?すごいわ〜ザシキワラシとかいう、幸運の妖精かもしれないわ」
「だったら大事にしないとねw 家事の手伝いをしてくれるし、ほんとかわいいのよー」

スイスの三つ子チャッキーはDVD整理を終え、ランビのプライベート写真整理まで開始。

579 :スポーツ好きさん:2010/07/27(火) 10:09:25 ID:N2e+WYft
信成邸のミニチャッキーは、結局、気付いてもらえないまま庭へと出た。
途中、洗濯バサミを拾ったので髪につけてみたが痛かったのですぐにとった。

「この木ってあの木に似てるなあ。仲間?兄弟なのかな?」
とある庭木の前で立ち止まり幹をさすってみるが返事はない。
「無口なたちなのかな」
声はなかったが肯定するように葉がさやさや揺れた。
チャッキーはそれで満足して、よいしょと木に登り始める。
ちょうどいい枝ぶりの処でゆったりと落ち着いた。
「月が綺麗だね。満月ツアー行きたかったなあ。でも、君と一緒に見れたからいいか」
また肯定するように葉が揺れた気がした。

580 :スポーツ好きさん:2010/07/27(火) 17:41:14 ID:yprfdmgu
結局ジャンケンはジョニ子が負けた。
七色毛皮を着込んで体を大きく見せ、髪にはキラキラバンドゥーを施し目眩まし効果を狙う。
「よし!行くしかないわね!アタシの素敵ルームを奪回するためにも!」

部屋のドアに「welcome!!!」と血文字のようなスプレーの殴り書きがあるのを見て、
ジョニ子は膝から崩れ落ちそうになった。がなんとか持ちこたえる。
床に散らかる大量の食べかす・壁に飾った写真への落書きから目を逸らし、リビングルームへ進む。
ツェッペリン・メドレーがフルボリュームで流れ、天井にはぬいぐるみやマトリョーシカがぶら下げられている。
ガガメイクのミニチャッキー5人が、ジャンプしてそれらに頭突きをくらわせていた。

卒倒したジョニ子を左右から支えながら、ジュベ&ランビは顔を見合わせる。
「僕らの部屋はどうなってるんだろうアハンアハン」「考えたくないなママン」

581 :スポーツ好きさん:2010/07/27(火) 20:58:41 ID:kEGhiBzB
「ジョニ子姐さん、ほらっこれ水性ペンだよ。擦れば落ちるって。よかったね」
「ヴィトン部屋にもクローゼットにも手出しされてないわよ。バレンシアガも無事よ。
なんだかんだでチャッキー達は考えて暴れてるみたいよ、よかったわね」
「ぬいぐるみ達もつり下げられて風通しをしたおかげで
毛触りがよくなっててるよ、アハンアハン。チェブ達も色とりどりに塗られて楽しそうだよアハンアハン」
「ママン、冷蔵庫の中のものをチャッキーが全部食べ尽くしてくれてるぞ。
全部新鮮なものに買いそろえられてちょうどよかったじゃないか」
フォローにならないフォローを続ける一行。
Pちゃんは暴れん坊チャッキーを捕まえるために部屋中を走り回っていた。

582 :スポーツ好きさん:2010/07/27(火) 22:02:22 ID:OYhrpI3i
写真整理も終わったスイスのミニチャッキー達が次に手にしたのは
ランビ秘蔵のアドレス帳(おにゃのこ限定)だった

583 :スポーツ好きさん:2010/07/27(火) 23:06:43 ID:/h4unsss
「かんにんな〜、さっきから気づいてたんやけど、
嫁さんびっくりさしたらあかんから声かけられへんやった」
木の上のミニチャッキー(>>579)、どうやら信成には気づいてはもらえてたらしい。
「しっかしホンマにちっちゃくなったなあ・・・
ジョニーたちとメールで連絡取れて、大体事情がわかったから
これから皆のところまで送ってったる」
ミニチャッキーをそっと抱っこしてあげる信成。
(自分の子が生まれて、初めて抱っこするときも、こんなんかな・・・)

数分後・・・
ジョニ子の前で土下座中の信成とミニチャッキーの姿があった。

親友美姫顔負けの4Sで、両足着氷ながら誤爆もせず
ニュージャージーに無事着いたまでは良かったが
信成食べ残しの「例の実」をミニチャッキーが食べてしまっていたのが誤算だった。
そう、チャッキーはミニになっても7月生まれ。
再会の喜びにジョニ子にとびついたミニチャッキーは
いつのまにか身についていた怪力でジョニ子をぶっとばしてしまったのだ・・・

584 :スポーツ好きさん:2010/07/27(火) 23:26:49 ID:58SbyA67
「白クマはーん、ようやく見つけましたわ。ここ最近留守やったから心配してましたんや。あ、お客さんでっか」
「あら・・・・あなたはもしかして?」
「おや、わてのこと知ってまっか?こういうもんですわ。
いえね、この白クマはん達とは毎月、わての実とアザラシの肉を交換してもらってるんです。
で、このアザラシの肉を他で売ってっていう、まあサイドビジネスっちゅうやつですな」
「実を?この子達が食べてどうするっていうのよ」
「北極の氷を溶かした水と実を混ぜて、シャーベットっちゅうのを作りますねん。
ここの水を使うとなんや不思議なことに、わての実の効果が全部無効になって
ただの栄養ドリンク的なものの出来上がりですわ。
見てみ、ここの白クマはん毛並みツヤツヤでっせ」
「そんな効果もあるのね。人間にも効くのかしら」
「さあそれはまだ試したことないからわかりませんよって、おたく試してみたらどないでっか?
うちのご先祖さんから聞いた話によると、なんかの天然水とお酒を混ぜたら
成長が促進されたっちゅう効果もあったらしいですわ」
「フフフ面白いわね。・・・そういえばあなた普段はグランドキャニオンにいるのよね。鉱石のこと、知ってるかしら」
「ええ、普段はグランドキャニオンさんでお世話になってます。あの鉱石もわてらの人気を脅かす存在でして。
あんな気軽に変身されたら、そりゃ人気も出るってもんですわ」
「その変身、というか鉱石による変化をすぐに戻す方法ってご存じ?」
「そりゃ知ってますわ。わてもライバルの下調べには余念がないですよって。知りたいでっか?」

585 :スポーツ好きさん:2010/07/28(水) 00:22:37 ID:i90oaHyr
一方その頃、肝試し中の真央組。
最初のトラップに引っ掛かったライサはますます混乱+gkbrしまくっていた。
おかげで用意された様々なトラップに面白いほど引っ掛かり倒していた。
その叫び声は遅れて出発したキャシー組を「一体どんな仕掛けがあるのか?」と驚かせ、美姫は「…上手くいってるわね」とニヤリとしていた。
そしてまた新たな叫び声が。
「きゃっ♪」「あ〜びっくりしちゃったぁ♪」「くぁwせdrftgyふじこ〜!!!!!!」
柳の木の下で揺らめく白い影(実は吊るされたシーツ)に可愛く驚く真央・美来と対照的な黒い人の絶叫。
そしてその後ろで「またか…」と言う顔のプルとバトル。
女の子のワーワーキャーキャーは可愛い。むしろ大歓迎だが、さすがに男の絶叫はありがたくない。
「ねぇエヴァン、怖いんなら引き返す?」
(…ハッ?!ここで引き返したら、男の面子が丸つぶれ…それだけは断じて…!!)
「な…何いってるんだジェフ?せっかくの肝試しを皆に合わせて楽しんでるだけさ…ははは…」
引きつった笑顔のライサ。もちろん本当はすぐにでも引き返したいのだがここは我慢だ。

「え〜っと、そろそろ本堂があるはずだけど?」地図を見ながらプルが周囲を探していると。
「あ!…プルシェンコさん、あそこにあるの本堂じゃないですか?」
真央の指差した方角に陰鬱とした雰囲気の漂う本堂が見えた。

586 :スポーツ好きさん:2010/07/28(水) 00:30:54 ID:sq408chm
「ランビエールさ〜ん、赤ぬこ宅急便です〜ハンコお願いします」
ハンコを抱えてちびっこチャッキーが玄関に向かう。
「お留守番かな。はいこれ、ポエマーなお兄さんにちゃんと渡してね」
ちびっこチャッキーをみても動じない配達のお兄さん。
伊達にランビエール家への宅配を数年も担当してるわけじゃない。これくらいの不可思議なことは日常茶飯事だ。
品名は『DVD』
棚に並べようとせっせと開封する3人のちびっこチャッキー。
「「「!?」」」
出てきたのはちょっぴりイヤンな『人妻乱れ宿』シリーズの最新DVDだった。
「「「きゃああああああああああ」」」
アハハウフフなジャケ写に驚き、てんとう虫クッションの下、ベッドの下、棚の裏と一斉に逃げ隠れた。
「いやああああああああ」
ベッドの下に隠れたチャッキーが再び叫ぶ。そこには過激なジャケ写だらけのイヤンなDVDと雑誌が隠されていた。
(これは3日目スレで見たお馴染みの……!)
再び棚に並べ直す作業が始まった。

587 :スポーツ好きさん:2010/07/28(水) 07:04:43 ID:5ur8aOPo
「土下座なんてしなくていいから、掃除を手伝ってちょうだいな」
ジョニ子は信成&影薄ミニチャッキーをまじえた現場メンバー全員を仕切り、夏の大掃除大会を決行した。
「かえってふんぎりがついていいってものよ。この際だからカーテンも新調してソファも買い直して・・・」
なぜだろう。ウキウキしているご様子。ヤケを起こしているのか。

ジュベはジョニ子宅の惨状を目の当たりにし、いてもたってもいられなくなり実家に電話。
「ママン?うちに凶暴な小鬼が攻めてきてない?え?むしろ片付けしてもらえて助かってる?どーいう事?」
「良いミニケヴィンもいるんだねアハン。僕んちはどっちだろう?てんとう虫占いをしようかな」

ランビ宅のミニチャッキーズは、棚からはみ出してしまう余分なDVD+雑誌を、壁に飾り始めた。
どれをどう並べたらよりアーティスティックか真剣に検討。
より肌色が多いものを、とにかくたくさん並べる事に決定。

エマは鉱石使いこなしマル秘テクをレクチャーしてもらいつつ、ミニチャッキーの頭を撫でてやる。
「ケヴィン、もうすぐ元の姿に戻してあげるからね」

588 :スポーツ好きさん:2010/07/28(水) 08:32:41 ID:b+xVuAFR
大掃除中のジョニ子宅。しかし少々厄介事が。
「なんであいつらだけ縛られてないんだよー」「そうだそうだー」「ずるいぞー」
捕まったいたずらミニチャッキー達が騒ぎ出した(1名は爆睡中)
「だって僕らはいたずらしないし」と、信成邸の影薄チャッキー。
「逃げ出したりもしないし」北極に一人残ったエルフチャッキー。
「僕らだっていたずらしないよー」「逃げ出さないよー」「そうだそうだー」
「アンタ達、アタシの家をこんな状態にしといてよく言えるわねっ!」
「もうしないよぅ」「ゆるしてよぅ」「えーんえーん」今度は全員で泣き落し。
P「お前こんな性格だったっけ?」影薄「なんか恥ずかしい…」エルフ「うーん…ちょっと待って」

エルフチャッキー、一人のミニチャッキーをきゅっ、と抱きしめてみる。
するとキュポン!的な音がしてチャッキーが一つになった。手には鉱石の玉が二つ。
「あら」「なるほど、これで回収した分は一人になれるなママン」「回収って言わないで…」
レイチェル「でもケヴィン、あなた絶対、石を離しちゃだめよ。まだ全員揃ってないのだから、
石を手ばなしたら体の一部がない状態で元に戻ってしまうから。耳が片方とか足の指が一本足りないとか」
信成「お嬢はん、怖いこと言わんといて…;」

589 :スポーツ好きさん:2010/07/28(水) 16:01:36 ID:ieEjc8bo
半日かかって掃除終了!
くっつきまくって12歳児一人分程度になったチャッキーの首には、
まだ鉱石玉全てが揃ったわけではない短めネックレスがかかっている。
「あと数人ってところね。さくっと片付けましょう」
部屋が綺麗になって元気復活のジョニ子は、信成が日本に飛び立つのを見送る。
「彼、いいパパになるわよ、きっと……じゃ、スイスへGO!」

てんとう虫占いでは『末吉』と出たが、実際のところはどうか―――ランビはおそるおそる
ドアノブに手をかけた。

590 :スポーツ好きさん:2010/07/28(水) 21:50:24 ID:gwa7en4r
その頃イタリア、コストナーさんのおうちでは
暑さでバテ気味のちびチャッキーがおやつをご馳走になっていた。
「疲れた時には甘いものが一番だよ、ティラミス美味しいよ!
 ジェラートもお勧めだよ!冷たくて美味しいよ、食べるといいよ!」
「ありがとう。いただきまーす」
イタリアは今日も平和です。

同じ頃、チェコにも降り立っていたちびチャッキー。
こちらでは、トラが日本のファンからもらった日本刀形の傘「名刀雨傘」を振り回し
ミハルも加えて3人でチャンバラごっこの真っ最中だ。

「先輩ー!それ確か傘なんですよね?あんまり乱暴に扱うと壊r「隙ありーー!!!」…ってあぶねぇぇ!!」
「あはははは、油断大敵だぞミハルー!」
「ねえねえ、次は僕にも貸して!」
「ケヴィンにはちょっと大きいから大変じゃないか?」「大丈夫ー!」
遊びにも全力投球の彼らだった。

591 :スポーツ好きさん:2010/07/28(水) 23:20:58 ID:tEDAoo+W
肝だめし大会in京都
キャシー組は先行する真央組のおぞましい悲鳴にうんざりしていた。
「ライサさん悲鳴上げすぎ。」「あんな声出されるとドキドキ感が半減するわ。」
ユヅルとキャシーはため息をついていた。
「・・・だったら俺らが仕掛けねぇか?」
ヤグディンがメンバーに提案する。
「仕掛けって何するんですか?」
「調度あの気に布がかかってる。あれが使えそうだな。」
先ほどライサが幽霊と勘違いした布を指差した。
「でもいいんですか?僕たちが勝手にやっちゃって。」
「肝だめしって予想外のサプライズがたまらないんだろ?
大丈夫だって、心配するなアーチャ。」
そんなわけで、キャシー組はお札を持って折り返してくる真央組を、
驚かせる作戦会議を始めたのであった。

592 :スポーツ好きさん:2010/07/29(木) 00:05:56 ID:89xW33U+
自宅に入ったランビが、なぜか数秒で飛び出してきた。
「さあみんな次に行こうかアハンアハン」
「次も何も、ケヴィン捕まえてないわよっ。さあ中に入れてちょうだい」
「いやあの、散らかってるんだアハン」
「だったら掃除しましょ。アタシの部屋も片付けてもらったしおあいこよ」
ジョニ子とランビが言い合っているうちに、他のメンバーがズカズカと部屋に入っていく。

「あー!ダメだー!特にレイチェルはダメだアハンアハーン!」

「ひどい・・・私だけのけ者にしようとするなんて」
「そういうつもりじゃないんだよアハン」
「お菓子を隠しているのね?大丈夫よ食べ尽くしたりしないから」
スキップしながらレイチェルは真っ先に室内に。
そして立ちつくす。肌色桃色わくわくDVD展示会場へようこそ!

593 :スポーツ好きさん:2010/07/29(木) 07:03:38 ID:QioBslHs
「きゃーーーーーーーーーーーーー!!!」
しかし、悲鳴をあげたのはレイチェルではなく若手三人組だった。
「うわぁ。ちょ、ちょっと待て、レイチェルッ!」「レイチェル!見ちゃだめっ!見ちゃだめっ!!」
「ほら、レイチェル!あっち向いてほい!あっち向いてほいっ!」
そして、何故かランビ以上に慌てる若手三人組。
「……馬鹿じゃないの」
レイチェルはそう言うと桃色展示館を素通りし、庭でチャッキーレーダーをチェックしだした。
三人はへたり込んだ。変な汗かいた。

「もー、やっぱりあの子達はみんな可愛いわね(はぁと」
「若い、若いなーアハンアハン」
「お前も相当若いと思うがなー、ステファン」

ミニチャッキーズは力作のDVDオブジェが受けた!とハイタッチを繰り返してはしゃいでいた。

594 :スポーツ好きさん:2010/07/29(木) 12:57:45 ID:iNMLQCUF
器物損壊などの被害は一切ないものの、ランビの心を少しだけ砕いた三つ子チャッキーズ。
素直な性格らしく、あっさりと他チャッキーズ融合体と合流。

「この『全裸シリーズ・ヨーデル100人部隊でヨロレイヒ〜』ってどこがいやらしいのかしら。理解に苦しむわ」
「きっとスイス特有のノリなんだよ。僕はアメリカ人だからわからないし、わからなくてもいいと思ってる」
レイチェルの学究心があらぬ方向に向かいかけるのを、リッポンは必死に阻止した。
Pチャンは『人妻隠れ宿』のダビングを頼もうか迷い、断念。

「じゃ、次はブライアンのところね。あ、その前にパリのシャネルに寄りましょう」
「それなんだけだが・・・さっき電話したらすごくいい子たちらしくて、ママンが手放そうとしない」
「あらま。暴れてないの?」
「暴れるどころかママンの言う事をよくきく働き者らしい。後回しでもいいよママン」
「それなら先にチェコ行く?それともイタリア?」
いつのまにかジョニ子の背後にいたレイチェルが叫ぶ。
「お昼ご飯まだだし、ピザとパスタの本場イタリアがいいでーす!!」

595 :スポーツ好きさん:2010/07/29(木) 19:30:57 ID:KPjsre0P
「気に入ったのがあったら持って帰っておくれよ、アハンアハン。
飽きたら僕に送り返してくれればいいからね」
ランビの大盤振る舞いで各々気に入ったDVDと
赤ぬこ宅急便の着払い用紙をゲット。
レイチェルもしっかりと『全裸シリーズ』を胸に抱えていた。
(あまりにもがっちりと抱え込んでるのでタイトル等の詳細は不明)

596 :スポーツ好きさん:2010/07/29(木) 20:31:45 ID:P0dtnDka
「みんなどんどん食べるといいよ!ショッピング行くなら案内するよ!」

もてなし上手のコストナーさんにみんなして甘えまくり。
しかしそのままじゃいつまでたってもチャッキーが元に戻れない。
「じゃあね、カロリーナ」「また遊びに来るといいよ・・・」
ミニチャッキーの頬についたジェラートを指先で拭ってやると、コストナーさんは小さく手を振った。
同じように振り返すミニチャッキー。仲間の体に融合していく。
「カロリーナ、さよなら!・・・だよ」
彼女の語尾を真似して茶目っ気を見せ、チャッキーはジョニ子たちとともにチェコへ跳んだ。

597 :スポーツ好きさん:2010/07/29(木) 21:25:39 ID:QioBslHs
本能寺近くの古寺。いつの間にか生あたたかい風が吹きだし、雲が月を隠していた。
「ミキは面白い娘だね。…ねぇ、ジェフ、もう一つ大きなトラップが仕掛けられてるの気付いてる?」
お札を手にプルが言う。「さあ、何?」
「ちょっと前から、ずーーっと、誰かが僕らの後をついて来ている気配があるんだよね〜。
さて、タカヒコかな、それともダイスケかな?」
5人の背後の低木が、がさがさっと揺れた。
「本当かジェーニャ。全くミキのやつめ、詰めが甘いな」
散々トラップに引っ掛かりまくったのを棚に上げてライサが言う。
タネが解っていれば怖くはない。ライサは低木に向かって声をかける。

「おい、ばれてるぞ。諦めて出てこい」「えー、たかちゃんがお化け役なのー」「それともダイスケさんですかぁ?」
3人は「それ」にゆっくりと近づいた。


「そろそろ本堂に着いた頃かしら」と美姫。
「おっと、信成からメールだ。あっちにも小さいケヴィン・レイノルズが来たってさ」と高橋。
「分身の術でござるか」
「呼び捨てっ!呼び捨てっ!!」
「はいはい。飴ちゃんあげるからいい子にね」小塚はミニチャッキーのお口にチュッパチャプスを入れてあげた。

一方のキャシー組は、ガチ君と羽生でお化け役の譲り合いを続けて、ヤグに睨まれていた。

598 :スポーツ好きさん:2010/07/29(木) 23:35:39 ID:xrsjOF+t
低木に向かって近づいていく三人の後ろで、プルとバトルは小声で話していた。
「あの木のあたりなんだよね?」
「うん、確かにそこから漂ってるんだけど…」「どうしたの?」
「なんだろう…ちょっと変な感じなんだよね」少しばかり困惑した様子のプル。
さっきから気配の正体を探っているのだが、どこか霞がかかったようにぼんやりとしていて、誰なのか一向にはっきりとしない。
「へぇ、ジェーニャでも感じ取れない事ってあるんだ……ん?」
そう言いかけたバトルの足元でコツンと何かが音を立てる。
なんだろうと思って足元を見ると、見覚えのある小さなものが転がっている。あの木の実だ。
「ジェーニャ、これまだ持ってたのかい?」
「いや、僕が持ってたのはもう使ったよ?」
「…じゃあ、これはいったい何処から来たんだ?」怪訝な表情を浮かべる二人。

それを他所にライサ達はいよいよ木の傍まで近づいた。
「よし、一斉に木の裏側に回るぞ!」「は〜い♪…たかちゃん、捕まえちゃうよ〜」「隠れてもダメですよ〜」
隠れているはずの誰かを捕まえるべく、3人が木の裏へ回り込もうとしたその時―――異変は起き始めた。

599 :スポーツ好きさん:2010/07/30(金) 00:21:24 ID:OOlJhoNr
チェコで男性陣はチャンバラ大会。トラの剣さばきに歓声を上げる。
ジョニ子は久々にゆっくりした時間が取れそうなのでフェイスマッサージに没頭。

だがその隣でレイチェルが真剣に『全裸シリーズ』の検証をしているので落ち着かない。
「この『全裸シリーズ・100人大食い部隊の世界食べ尽くし!』は食欲をそそるわ」
「アタシが借りた『いけないピラティス・嗚呼!そんなところまで?』で食後の運動欲も昂進させる?」
「そうね、貸して」

二人でDVD鑑賞をしていると、チャンバラに飽きたメンバーが戻ってくる。
「わっ、何見てるんだ、二人とも!」
「何って、ステファンに借りたDVDよ。パトリックはどんなのを借りたの?」
「かかかか借りてないよ!そんなの!借りるわけないじゃん。そうだ、ケヴィンの合体を早く済ませない?」
明らかに挙動不審なPチャンを痛々しく思ったのか、チャンバラケヴィンは渋々合体に同意。
「もうちょっと遊びたかったのにー。パトリック、1つ貸しだからな」
「なんでだっ。なんで俺のせいなんだ…」

600 :スポーツ好きさん:2010/07/30(金) 00:27:51 ID:xzdkyMJb
「あれ?誰か来る!」
美姫たちの元へ息を切らして走ってきたのは未来だった。
「うわぁああん!!」
目に涙を浮かべながら美姫の胸に飛び込む。
「どうしたの?何かあったの?」
かなり動揺している未来を宥めながら美姫が声をかける。
「ホントにいたの・・・『妖怪ひとさがし』・・・・う・・・ひく・・・」
「えぇ〜!!」「まじで!」「それで他のみんなは?」
「わかんない・・・・怖くて逃げるのに夢中だったから・・・」
「とにかく、キャシーたちも心配だからみんなを探しに行こう!」
「未来ちゃんは俺が入り口まで付き添っていくよ。」
「お願いね、タカ。あとケヴィン君も一緒に」
「わかった」
美姫たちは二手に分かれて残ってる仲間探しを開始した。

ちなみにキャシー組はヤグ主催の『負けた野郎が幽霊役大戦』が勃発しキャシーを呆れさせていた。

601 :スポーツ好きさん:2010/07/30(金) 01:30:56 ID:rJZnrPJe
「600レス超えたし、容量チェックしたら残り103KBよ〜!んもう、とっととフランス行くわよっ」
「アンタら何gdgdやってんのよ。トロくさいわねえ」
「エマ!なぜここに」
「忘れ物、いや忘れケヴィンを届けに来たの。アタシもパーティーに混ぜなさい」
「う・・・・そういう事なら、まあしょうがないわ。でもこのスレのDIVAはアタシですからねっ」
なんか一人増えて、ママンの元へ!

602 :スポーツ好きさん:2010/07/30(金) 12:23:00 ID:2AxJtMes
大阪府某所。
嫁「彼のお友達が"信太"はどうかって提案してくれているんです」
姑「きょうびそのぐらいシンプルな方が、かえって斬新かもしれへんなぁ。さて、果物でも食べよか」
嫁「じゃ、私持ってきます」
姑「ええのええの。座っててー。庭にある守り神の木から私がもいでくるから・・・あら?木がない」
嫁「木がない?どういう事ですのん?」
姑「あの木はちょくちょく翼が生えて飛んでいくんやわ。織田家がここに屋敷を構えてからずっと庭に生えて
我が家の事を見守ってくれている、ありがたーい木なんやけど、たまーに息抜きに出かけるんよ」
嫁「自由で楽しい木ですねえ。この家の一員になれて、私本当に嬉しいわー」

フランス某所。
ママン「この子ら、うちの一員として養子にするわけにいかないかしら」
息子「そりゃダメだ。元のひとかたまりにしてカナダに帰さないと。彼は一流のスケーターなんだよママン」
ママン「ちっちゃいままフランス代表スケーターとして育てちゃダメ?ブライアンの弟子として」
息子「ママーン(決意が揺らぐ)・・・でもやっぱりダメだよ、そんなの」

その頃エマは、同様にミニチャッキーを養子にしようとしている中国人夫妻・弟子にしようとしている
デトロイト在住スケートコーチに諦めてもらうため、奔走していた。
エマ「なんとかしてケヴィンを返してもらわなきゃ、とんでもない事になっちまうのよ!」

603 :スポーツ好きさん:2010/07/30(金) 13:34:50 ID:lii9xedd
未来はミニチャッキーを胸に抱き、癒されていた。
「かわいい…。マオちゃんも抱っこしたいだろうな…;」
ミニチャッキーは未来を慰めようと舐めかけのチュッパチャプスを未来の口にぐいぐいと突っ込んだ。
小塚(それは、間接キスでは…。まあ、二人とも子供みたいだからいいか)

一方、キャシー組(キャシー、ヤグ、ガチ、羽生)に追いついた美姫、高橋、クリス。
「何ぃ〜、本当にお化けが出たぁ?馬鹿言うな」
美姫の話を信じないヤグ。しかしその時―――――――ぼこん……
「…なんの音?」

ぼこん。ぼこん。ぼこぼこ、ぼこぼこぼこぼこ………
一同の足元の土が盛り上がり出し、やがてそこから巨大な木が一気にそそり立ってきた。
『ここ…か……?』
「うわあああああああああああああああああああ!!!」
「ほうらね!言った通りでしょ!言った通りでしょっ!!」
「勝ち誇っている場合か!みんな、逃げろっ!!」
全員、蜘蛛の子を散らすように逃げた。

604 :スポーツ好きさん:2010/07/30(金) 14:20:48 ID:dwyt5OQn
妖怪から必死に逃げて、やっとの思いで寺の入り口まで戻ってきた一行。
待っていた小塚達の姿を見てようやく安堵の息が漏れる。
「まさか本当にお化けがいたなんて…」息を切らせながら大輔が呟いた。
「みんな無事に帰ってこれたかしら?」美姫が周囲を見回す。
まだ恐怖が覚めやらぬ中、各々の無事を確認していく宇宙船組。
ひとまず先ほど合流したメンバーは全員揃っていた。ほっとする一同だったが。
「…真央ちゃんは?」不安げに未来が尋ねる。
「プルシェンコさんやライサさんやバトルさんも帰ってきてませんよ?」
ユヅルも姿の見えない面々に気が付いた。
「あいつら、いったいどこに行ったんだ?」
重い空気の漂う寺の境内をヤグは見遣った。

605 :スポーツ好きさん:2010/07/30(金) 16:17:12 ID:rJZnrPJe
ゲデ子がぐっすり眠るベッドで、ミニチャッキーは静かに寝返りを打つ。
「なかまのところへ、かえらなきゃ(・ω・`)」
豊穣の女神のような微笑みをたたえた寝顔を見つめ、記憶に焼き付けた。
また泣いて心配させたくないから、黙って出ていく。
「またいつか、あえるよね(つД`)」
名残惜しさを振り切ってベッドから抜け出すと、華麗な4Tを決めた。

606 :スポーツ好きさん:2010/07/30(金) 22:15:15 ID:7rnx6b3Q
「はーい、みんなお腹すいてるでしょ。たっぷり食べてね」
ジュベール家のお庭でBBQが始まった。
コストナーさんの家でたっぷり食べたはずなのだがお肉は別腹。
ミニチャッキーズが肉や野菜を串に刺し
ジュベママンにバケツリレー。チームワークはバッチリだ。

「ブライアン、早くママンを説得しなさいよ」
「そうは言ってもママン、ママンがケヴィン達を気に入ってて……ママン。
いなくなった時ママンがどれだけ悲しむかを考えたらママーン。
ママンはもう俺のことなんて、どうでもいいのかもしれないママーンママーン」
「あーーーっもうっ泣くんじゃないわよっこのマザ(ry!いい?なんでケヴィン達をあんなに可愛がるかわかってる?
ママンはアンタがいない寂しさをあの子達で紛らわせてるのよ。
ケヴィンへ注ぐ愛情は元々はアンタに注がれるものなの。どうでもいいわけないでしょ。
ほらっママンの横に座って一緒に肉を食べて色々最近起こったことをじっくり話してきなさいよ。
そしたらすべて解決よっ!」

607 :スポーツ好きさん:2010/07/31(土) 00:20:13 ID:/brXBY+H
親子水入らずで語らいまくりのジュベ家。話題は尽きないらしい。
それを遠くから眺めながら、ジョニ子は満足げにうなずく。
「家族って宝物よね」

「やーねー、お肉ほとんど残ってないじゃないのよ、もう〜」
ミニチャッキー2人を抱っこしたエマ登場。雪組とユカからどうにか奪回できたらしい。
「さっきエレーネのところから自力で帰って来た子、融合済みよ。次はこの子たちね」
「アタシを労いなさいよジョニ子!・・・まあいいわ。ところで融合完了してからの手順、知ってるの?」
「あらやだ。融合済んでからまだなんかするの?」
「ふん。あんたなんにも知らないのねwww」
エマは勝ち誇るかのように反っくり返って高笑い。ジョニ子の背後に怒りのイバラがニョキニョキと伸びた。

608 :スポーツ好きさん:2010/07/31(土) 00:26:36 ID:4G42s7DQ
薔薇のトゲがジョニ子の肩をもんでいたPちゃんの顔に突き刺さった。

609 :スポーツ好きさん:2010/07/31(土) 00:40:37 ID:3xe549iE
「イタタタタタタッ」
Pチャンが耐えきれずに声を出す。
睨み合っている2人の視線が一斉にPチャンに集中した。
「アタシの可愛い後輩になにしてくれてんのよ」
「うっさいわね、元はと言えばアンタがアタシを挑発してきたのが原因じゃない」
「ふふん、あれくらいで怒るなんてまだまだお子ちゃまね〜」
ジョニ子とにらみ合いながらPチャンの顔にオキシドールを塗りたくる。
「先輩・・・もう少し優しく・・・・っていうかちゃんと見ながらやって・・
目がぁ〜目がぁぁぁぁぁぁあ」

610 :スポーツ好きさん:2010/07/31(土) 01:00:27 ID:m9alfbzA
「あれ?・・・・僕どうしてたんだろ?」
頭を振りながら起き上がるプル。どうやら気を失っていたらしい。
近くには真央とバトルも倒れていた。
「たしか・・・・あの時・・・」
低木だと思っていたあれがまさか噂の『妖怪ひとさがし』だったとは・・・
「我ながら迂闊だったな・・・」
驚いて逃げようとした矢先、恐怖の頂点に達した(?)
ライサのY字スピンに吹っ飛ばされそこから記憶が定かではない。
みんなと合流してこの話をしようか考えたが信じてくれるかどうか・・・
「う〜ん・・・・どうしたもんかな〜・・・」
本堂の前で一人考え込むプルであった。

611 :スポーツ好きさん:2010/07/31(土) 01:27:25 ID:k9gm9RsQ
「う〜ん、またあいつが帰ってきたら厄介だなぁ…」
そう考えながらプル周囲を見回すと本堂の扉が開いているのに気がついた。
「ここにいるよりは良いかもね」
そうと決めたら行動開始だ。近くに倒れてたバトルの頬をぺちぺち叩く。
「ジェフ、ほら早く起きてよ」「うう……あれ?ジェーニャ、僕たち一体どうなったんだ?」
まだ頭がぼんやりしてるバトルにプルは妖怪のことを説明した。
「まさか本当に妖怪なんていたとはなぁ…そういえば他のみんなは?」
「マオはまだ気を失ってるよ。エヴァンと未来は何処に行ったか解らないんだ。そこで提案なんだけど…」
「なんだい?」
「さっきの妖怪がまた戻ってくると困るし、ひとまずあの本堂に隠れるってのはどう?」
「ええ?…あそこに?」
「マオも気を失ったままだし、ここにいるよりはいいと思うけど?」
考え込むバトル。真っ暗な本堂もここと負けず劣らずいい勝負な気がする。しかし真央を放って置く訳にはいかない。
「…わかったよ。とりあえず本堂に隠れておこう」
意識のない真央を背負って本堂に入るバトル。ちょっと役得かも…と思ったのは秘密だ。

「…これも一緒に持っていっておこうかな?」
本堂入り口に残っていた他の組用のお札をプルはポケットに突っ込んだ。

612 :スポーツ好きさん:2010/07/31(土) 07:13:54 ID:rtsB8AHX
ジュベんちのミニチャッキーもどうにか融合。
ほぼ以前のチャッキーと変わらない外見になっている。
「さて、これで全てのケヴィンが融合済みかしら」
ジョニ子は安堵と疲労でジュベ家のソファーにぐでーっと崩れ落ちる。
しかしその隣でエマが首をひねる。
「なんか、物足りない感じがするわー」
「なによエマ!まだ文句があるってーの!?」
そこでリッポン&Pチャンが挙手。
「このケヴィンはおとなしすぎる気がします」「失言がないのが変です」

急いでレーダーを監視。しかしそこにチャッキーの気配はない。
「警戒心が強すぎて気配を消すタイプもいるかもねアハンアハン」
「ステルス戦闘機タイプかwそりゃ厄介だなママン」

613 :スポーツ好きさん:2010/07/31(土) 09:30:05 ID:UCjdzhi4
京都は古寺の本堂で落ち着いていたプルとバトル、気絶したままの真央。そこへ、
どっかん!どかん!どかん!どか(ryずざざざざざざー…
屋根を突き破りDIVA一行が落ちてきた。
「「うわああああああああああああああ」」悲鳴をあげるプルとバトル。
「ちょっと!本当にここにケヴィンがいるんでしょうね!」
「アタシの勘を信じなさいっ。あの子を子供の頃から見ていたのよ!」
周囲を見まわすがいるのはプル、バトル、真央。
「いないじゃないのよっ!!」
「うっさいわねっっ!!」エマ逆切れ。

さて、警戒心が強いかどうかは定かでないが、気が強く勇敢なミニチャッキーは
京都市街を走る美姫の腕にしっかりと抱かれていた。
本人はボディガードをしているつもり。隣を走る小塚は補佐だと思っている。
手分けして探そうとなった時、いち早く美姫にしがみついて離れなかったのだ。
「でも、ケヴィン君。絶対危ないことしちゃ駄目よ?」
三人は京都の狭い路地裏の随分奥まったところまで来ていた。

614 :スポーツ好きさん:2010/07/31(土) 10:28:55 ID:bbnLbnBe
DIVA一行の中にケヴィンの姿を見つけたプル。
「あれぇ?ケヴィンいつの間に元のサイズに戻ったの?」
「・・・ほら見なさい!やっぱりここじゃないの!」勝ち誇る様子のエマ
「アンタはイチイチうるさいわね!・・・ジェーニャ、ケヴィンはどこ?!」
「え・・・?ケヴィンはそこにいるじゃない?」
「だからそうじゃなくて〜〜〜!!」
キレ気味のジョニ子に変わってPちゃんが不思議そうな顔のプルとバトルに説明する。
「・・・なるほど、あのケヴィンは分裂した一人だったのか。どうりで小さかったわけだ」
話を聞いて納得した様子のバトル。
「それで、ケヴィンはどこにいるの?」エマはバトルに尋ねた。
「ミキ達と一緒に寺の入り口で待機してたはずだよ」
「じゃあ早速行きましょう!」「あ、ちょっと待って」立ち上がりかけたジョニ子をプルが制した。
「今外に出るとちょっと厄介な事になるかもしれないよ?」
「・・・どういう意味?」訝しがるジョニ子にプルは事の次第を話した。

「はぁ?「妖怪ひとさがし」・・・何よそのふざけた名前?センスないわねぇ。アタシだったらそうねぇ・・・」
妖怪のネーミングについてあれこれアイデアをめぐらせるジョニ子。
・・・突っ込むところはそこか!とガクッとする一同だった。

615 :スポーツ好きさん:2010/07/31(土) 11:51:55 ID:m9alfbzA
「妖怪ごときで怯えてるなんてスケーターの恥!とっとといくわよ!」
しり込みするプルたちを追いたて本堂を出たDIVA一行。


616 :スポーツ好きさん:2010/07/31(土) 13:08:17 ID:DDpIAtcE
「ところでエマ先輩、融合だけじゃ完成じゃないってどういう意味ですか?」
「そうよ、そこよ大事なのは」
Pチャンのもっともな問いに、エマはなんか得意顔である。
「イメチェン鉱石を身につけてるうちは安定してるけど、離せばまた分散する。そこで!その鉱石を」
「ぎゃーっ!!(ドボンッ!)」
ジョニ子が庭石につまずいて池にダイブした。海が苦手なジョニ子だが、池はどうなのか?
チャッキー問題はとりあえず後回しにして、DIVA組はジョニ子救出を優先。

617 :スポーツ好きさん:2010/07/31(土) 16:14:04 ID:FvH80BY8
「ちょっと!こんなとこに石置いたの誰よ!」
池から引き出されてずぶ濡れになりながらジョニ子が叫ぶ。
(一人で勝手に落ちたんじゃぁ)と呟くPチャン。
そんなジョニ子の姿を見てくすくす笑うバトルだったが・・・
「うわ〜!!!」
足元のロープに引っかかり、仕掛けられていた大網がかぶさり
そのまま木に吊り上げられてしまった。
「・・・・そういえば、肝だめししてたんだっけ・・・」
トラップにかかったバトルを見てプルはのんびり思い出していた。
「そんな事いってないで早く助けて〜!」
バトルの絶叫が古寺に木霊した。

618 :スポーツ好きさん:2010/07/31(土) 18:01:42 ID:/brXBY+H
自分だけでもバトルを助けねば!と99%チャッキーは木登りにチャレンジ。
だが完全体でないので、どうしても集中力がとぎれがちになる。
ずり落ちてベルトが木の枝にひっかかり、半ケツ状態になってしまった。

助けに行って自分がピンチ。しかも半ケツ。
葉陰になってて周囲からは見えないが、かなりみっともないし、苦しい。

これは恥ずかしい。大声出して助けを呼ぶわけにいかない。
”助けて!お願いだ!僕を救えるのは君しかいないんだ!”
99%チャッキーはここぞとチャキパシーを使った。


「ミキ、ごめん。僕どうしても行かなきゃ」
「ちょっとどうしたのよ。危ないわ!・・・ケヴィン!」
勇敢なミニチャッキーは、99%の自分を救うために全力で跳んだ。

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