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さっていった

1 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2010/07/03(土) 00:12:12 ID:yPXkLXfK0
マーリンはパルプンテをとなえた

さまようよろいはさっていった
ホイミスライムAはさっていった
ホイミスライムBはさっていった

2 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2010/07/03(土) 00:31:34 ID:VeQvgVKHO
しっていった

3 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2010/07/03(土) 00:41:07 ID:yPXkLXfK0
さまようよろい独白
「私はいつも人間共の手から仲間を守るためにパトロールしている。
「あの日もいつもと同じように、人間共による不埒がないか、と見回っていたところだった。
「ただ、誤解して欲しくはないところだが、私は殺戮を目的としているわけでは決してない。
 人間共が心から反省して、もはや害ではないと判断したら解放する事も間々あった。
 あくまで仲間を守るためにやっている事。無用な殺戮は出来ればしたくないと思っている。
「あの日、パトロールしていたら、人間共のパーティーが現れた。
 勇者、戦死、僧侶、魔法使い、といったところか?
「俺はすぐさま剣に手をかけた。
 相手の人数が多く、危機に立たされたとは思ったが、そんなものを恐れるような俺様ではない。
 例え命を懸けても仲間を守るのが俺様の使命だ。
「魔法使いと思しき老人が徐にパルプンテなる呪文を唱えた。
「非常に不思議というか、自分は始めて聞いた呪文だった。
「気が付くと自分はその場を去っていた。
 こんな事は初めてだ。
「自分は今まで幾多の死闘を乗り越えてきたし。
 死を恐れる事などありえない。
「そんな俺様が自分の意思に反して持ち場を離れてしまうなど、本当に不思議な呪文だった。
「俺様を慕ってついてきているホイミスライムは2匹とも無事だったのは幸いだった。

4 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2010/07/03(土) 22:59:54 ID:yPXkLXfK0
ホイミスライムA独白
「私はいつものようにさまようよろいと一緒に人間狩りをしていました。
「いつも弱そうな人間を襲って金品を奪い取っていたんですよ。
「あの日もいつもと同じように弱そうな人間を求めてさまよっていました。
 すると人間のパーティーがあわられたんです。
「3,4人といったところでしょうか?
「人数も人数だし、どちらにするのかな、とボスの方を見たら、なんか、何も言わず去って行こうとするんですよ。
 あの野郎、あたいらを見殺しにして自分だけ先に逃げていこうとするなんて!
 敵わないから逃げるなら別にいいけど、あたいらを見殺しにするために、何も言わず去っていくなんて信じられねえでやんすよ!
「Bはこの状況なのになんかボーっとしてやがるし、
 ああ、あいつ本当に使えないんすよ。
 ホイミ唱えるタイミングもいつもずれてるし。
「しょうがないから、肩叩いて、早く行くんすよ、って無理やり引っ張っていきやしたよ。
「今?
「ああ、今もあのろくでなしと一緒につるんでますよ。
 最も何時までも一緒にいるつもりはないっすけどね。
 次までのつなぎっすよ。
「あたいがいなくなったら慌てるだろうと思って、その時を楽しみにしてるっすよ。
 使えないBと仲良くやっていけばいいんすよ。

5 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2010/07/03(土) 23:09:54 ID:Frg2ejRgO
つづきはまだか

6 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2010/07/03(土) 23:15:57 ID:zdnbNSWFO
ホイミスライムAぐう畜

7 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2010/07/04(日) 23:14:43 ID:A5OA6cux0
ホイミスライムB独白
「あの日、私はパーティーのみんなと一緒に冒険をしていました。
 すると、人間の群れらしきパーティーが現れたのです。
「私は人数の多さに慌ててしまって、どうしようと思いました。
 でも、流石、さまようよろいさんは落ち着いていました。
「さまようよろいさんはいつも堂々としています。
 少し柄が悪い、もとい、荒くれ者みたいなところもありますが、とても頼りになります。
「この間なんて、・・・ええと、あの日の話ですね。
「あの日、人間の群れに遭遇してもビクともしないのを見て流石と思いました。
「向こうのみずぼらしい魔法使いが変な呪文を唱えました。
「それを見てさまようよろいさんはその場を立ち去っていきました。
「きっと長年の経験から戦わない方がいいと思ったのでしょう。
 危ないのには無理に関わらないのがいいのです、へへへ。
「そしたらあいつが思いっきり私の頭を叩いたのです。
 あんなやつ早く殺られれば良いのに。
「いえなんでもないです。
「聞いた事ない呪文だったので、もっと呪文の事勉強しようと思いました。
「これでも私、一流の呪文使い目指してるんですよ、へへへ。

8 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2010/07/04(日) 23:29:04 ID:nbWm/R6iO
さって言ったとかカオス過ぎるよね。いきなりさとか言われても。

9 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2010/07/05(月) 23:41:26 ID:LJTKmUAT0
マーリン独白
「あの日、私たちはパーティーの仲間と一緒にロマリアへ向かっていました。
「勇者は明らかに疲れていました。
 代魔王ゾーマだけでなく、仲間である筈の人間とも戦っていかなければいけない事に心を痛めていました。
「以前、ロマリア王に良くしてもらった事を思い出したのでしょう。
 勇者にしては珍しく、自分から寄り道を言い出したのです。
「久しぶりに半島の緑豊かな道を歩いていました。
 みんな勇者を気遣って、散歩がてら歩いてロマリアへ行く事にしたんです。
「本当に気持ちの良い路じゃった・・・。
「すると、見るからに憎たらしい顔をしたモンスターが出てきた。
 頭の悪そうなさまようよろいに、性根の曲がったようなホイミスライム、と、もういっぴきは・・・ええと・・・。
「こほん、まあ、わしの打撃でも倒せそうな相手じゃったが、ここで少し考えた。
「新しい呪文を習得したんじゃ、すごいぞ!
 これで大魔王なんて木っ端微塵じゃ!
「そういってこの間習得したばかりのパルプンテを唱えてみた。
「すると、あやつら、ノロノロと持ち場を離れて、昼飯でも食いに行くかのようにのんびりと去っていきおった。
 唖然としたわ。
「勇者を元気付けようとして唱えたのに、勇者は笑いおる。
「もうすっかりいつもの勇者に戻ってはいたが、勇者の気持ちは変わらんじゃろう。
 変に気を遣わせただけじゃった。
 なんだか申し訳なかったわ。

10 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2010/07/05(月) 23:49:31 ID:LJTKmUAT0
                     ---------完-------------

参考図書: 『藪の中』芥川龍之介

11 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2010/07/06(火) 00:05:52 ID:mh/BPJlVO
何これ

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